シンガポールCiscoのイノベーション(翻訳)
より翻訳・要約
[シンガポール:Ciscoがシンガポールにて、東南アジア共同イノベーションハブとサイバーセキュリティ研究拠点(CCX)を立ち上げ]
テック系大企業Ciscoは金曜日、サイバーセキュリティやIoTに関わる地域的問題に取り組むことを目指し、企業初の東南アジア共同イノベーションセンターをシンガポールで立ち上げた。
Ciscoはまた、アジア太平洋の※スレットインテリジェンス(脅威情報)研究や※セキュリティインシデント対応(SIRC)を強化するため、シスコサイバーセキュリティ研究拠点(CCX)を立ち上げた。
CCXは、新たなスレットインテリジェンス本部やセキュリティオペレーションセンターからなる。Ciscoによると、CCXは国のサイバーセキュリティを改善すること、シンガポールの人材を育成することを目指し、政府や業界関係者、大学とパートナーシップを結ぶ予定であるという。
共同イノベーションセンターもCCXも、Mapletree Business City (シンガポール中心部の端にあるビジネスハブ)のCiscoのオフィスにある。
経済開発庁マネージャーのChng Kai Fong氏によると、シンガポールはCiscoのような世界規模をもつテック系リーダーを歓迎し、彼らのプレゼンスを高めようとしているという。
これらCiscoの新しい部署は、「シンガポールにおいてアジア太平洋地域に向けた新たなデジタル機能を構築するだけでなく、シンガポール人がCiscoで最高の働きができる機会を提供する」だろうと、彼は報道で述べた。
これらの動きは、Ciscoがシンガポールのイノベーションに貢献していることを表していると、Ciscoの最高執行責任者Irving Tanは付け加えた。
※メモ
・スレットインテリジェンス(脅威情報)
サイバー攻撃に対抗するために、IPアドレスの情報を集約・蓄積し、分析することで悪意度を算出。それをデータベースにしてセキュリティ対策に活かす取り組み。
情報セキュリティ上の脅威のこと